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2026年(第58回)社労士試験の合格基準点・ボーダーライン予想|各予備校の救済科目まとめ

社労士試験ボラーライン予想 社労士合格のための勉強法

2026年8月23日(日)に実施された第58回社会保険労務士試験から、早いもので2週間ほどが経ちました。

受験された皆さん、本当にお疲れさまでした! 仕事をしながら勉強を続けてきた人、育児や家事の合間にテキストを開いていた人、毎朝カフェや図書館で早朝勉強を重ねてきた人。それぞれの置かれた環境の中で、本試験の日まで走り抜いたこと自体が、本当に素晴らしいことです。

しかし、試験が終わったからといって素直に羽を伸ばせないのが社労士試験のつらいところですよね。

  • 「択一式は46点取れたのに、選択式の健保が2点だった……」
  • 「今年の択一式、予備校のボーダーが高すぎて不安で眠れない」
  • 「救済(基準点補正)が入らないと、あと1点足りない……」

自己採点を終えて、毎日スマホで「社労士 救済 2026」「健保 救済 可能性」と検索ばかりしてしまう。そんな日々を過ごしていませんか?

何を隠そう、私自身も社労士試験に6回不合格になり、7回目でようやく合格した苦労人です。本試験が終わってから10月の合格発表日までの約1か月間、胃がキリキリ痛むような焦りと不安に押しつぶされそうになっていた気持ちは、痛いほどよく分かります。

この記事では、2026年9月最新の各大手予備校(TAC、資格の大原、LEC、辰巳法律研究所、クレアール、佐藤塾など)の予想ボーダーラインや救済予想を徹底比較するとともに、「厚生労働省が公表している合格基準点の決定ルール」「過去のデータから見える補正の傾向」まで、どこよりも詳しく解説していきます。

10月1日(木)の合格発表日まで、不安な心を落ち着かせるための判断材料として、ぜひ最後までお付き合いください!

  1. そもそも社労士試験の「合格基準点」はどうやって決まる?
    1. 1. 基本となる合格ライン(原則ルール)
    2. 2. 総得点の補正(全体ボーダーの上げ下げルール)
    3. 3. 科目最低点の補正(いわゆる「救済」の発動ルール)
  2. 過去10年の合格基準点と救済科目の推移
    1. 歴代の社労士試験データ一覧
    2. 過去データから分かる3つの重要傾向
      1. ① 択一式の合格基準点は「42点〜45点」の狭い範囲に収まる
      2. ② 選択式の総合点は「21点〜27点」と幅が広い
      3. ③ 選択式の救済本命は「一般常識(労一・社一)」と「健康保険」
  3. 各予備校の合格ライン&救済科目予想まとめ(2026年9月最新)
    1. 2026年度 予備校別予想比較表
  4. 2026年の救済予想は?
  5. 予備校の「予想ボーダー」との正しい付き合い方
      1. 予備校のデータリサーチには「偏り」がある
      2. 冷静に結果を待つための心構え
  6. 合格発表(10月1日)までの過ごし方&やってはいけないこと
    1. 1. やっておくべきこと
      1. ① ボーダーライン上にいる人:自分を労いつつ「勉強の習慣」だけは残しておく
      2. ② 来年再チャレンジを考えている人:最初の1か月は「振り返り」と「スロースタート」でOK
      3. ③ 合格後の自分を想像してワクワクしてみる
    2. 2. 絶対にやってはいけないこと
      1. SNSや掲示板で「救済議論」を夜な夜な追いかけること
    3. 「10月14日に成績通知」
  7. まとめ|自分自身を一番に褒めてあげよう
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そもそも社労士試験の「合格基準点」はどうやって決まる?

「合格ラインって、誰がどうやって決めているの?」 「救済って、予備校の予想通りに入るものなの?」

そう疑問に思っている受験生も多いのではないでしょうか。 実は、社労士試験の合格基準点や救済措置(基準点引き下げ)は、感触や雰囲気で決まっているわけではありません。厚生労働省が公表している『合格基準の考え方』に基づき、試験結果を総合的に勘案して決定されます。」

まずは、この「合格基準点の仕組み」を正しく知っておきましょう。

1. 基本となる合格ライン(原則ルール)

厚生労働省が定める基本の合格基準は以下の通りです。

  • 選択式試験: 総得点40点満点中 28点以上(かつ、各科目5点満点中 3点以上
  • 択一式試験: 総得点70点満点中 49点以上(かつ、各科目10点満点中 4点以上

※満点の7割(選択28点/択一49点)が基本のラインとして設定されています。

しかし、試験問題の難易度は毎年変わりますよね。そのため、試験の水準を一定に保つために「補正(調整)」が行われます。

2. 総得点の補正(全体ボーダーの上げ下げルール)

総得点の合格ラインは、以下の計算式をベースに調整されます。

【総得点補正の基本ルール】 「今年の全受験者の平均点」と「前年の全受験者の平均点」との差を小数点第一位まで放出し、それを四捨五入した点数に応じて、前年の合格基準点を上げ下げする。

例えば、今年の平均点が前年より1.4点下がれば合格基準点を1点下げ、1.6点上がれば2点上げるといったイメージです。 さらに、四捨五入で削られた小数点以下の端数は翌年以降に累計(キャリーオーバー)され、±1点以上になった段階で合格基準点に反映される仕組みになっています。

※「例年の合格率との乖離が反映前より大きくなる場合は、この限りではない」

3. 科目最低点の補正(いわゆる「救済」の発動ルール)

受験生が一番気になる「救済措置」についても、明確な発動条件が決められています。

【科目別補正(救済)の公式ルール】 選択式では3点以上、択一式では4点以上の受験者割合が50%に満たない場合、基準点の引き下げ補正が検討されます。

ただし、引き下げ後の基準点以上の受験者割合が70%以上となる場合や、選択式で0点、択一式で2点以下となる場合は、原則として引き下げられません

簡単に言い換えると、こういうことです。

  • 選択式(3点基準): 「2点以下」の受験生が50%以上いて、かつ「1点以下」の受験生が30%以上いる場合に、3点→2点へ救済される。
  • 択一式(4点基準): 「3点以下」の受験生が50%以上いて、かつ「2点以下」の受験生が30%以上いる場合に、4点→3点へ救済される。

つまり、「自分が難しく感じた」「予備校の講師が難問と言っていた」だけでは救済は入りません。全受験者の5割以上が足切り(2点以下や3点以下)に引っかかっているというデータ上の事実が必要になるのです。

過去10年の合格基準点と救済科目の推移

ここで、過去の社労士試験における合格率、合格基準点、そして実際に救済された科目の推移を振り返ってみましょう。過去の歴史を知ることで、今年のデータがどう位置づけられるかが見えてきます。

歴代の社労士試験データ一覧

試験年度合格率選択式(総合)択一式(総合)選択式の救済科目択一式の救済科目
令和7年(2025)5.5%22点42点労災、労一、社一(2点)雇用(3点)
令和6年(2024)6.9%25点44点労一(2点)なし
令和5年(2023)6.4%26点45点なしなし
令和4年(2022)5.3%27点44点なしなし
令和3年(2021)7.9%24点45点労一(1点)、国年(2点)なし
令和2年(2020)6.4%25点44点労一、社一、健保(2点)なし
令和元年(2019)6.6%26点43点社一(2点)なし
平成30年(2018)6.3%23点45点社一、国年(2点)なし
平成29年(2017)6.8%24点45点雇用、健保(2点)なし
平成28年(2016)4.4%23点42点労一、健保(2点)なし
平成27年(2015)2.6%21点45点労一、社一、健保、厚年(2点)なし

過去データから分かる3つの重要傾向

ゆるぱぱ目線でこのデータを分析すると、非常に興味深い傾向が3つ浮き彫りになります。

① 択一式の合格基準点は「42点〜45点」の狭い範囲に収まる

過去10年以上を見ても、択一式の合格ラインは42点〜45点の間でほぼ推移しています(※2026年は例外的に高得点化の噂もありますが、歴史的には40点台半ばが相場です)。また、択一式の科目救済は近年では珍しいものの、2025年度には雇用保険法で3点への補正が行われています。

② 選択式の総合点は「21点〜27点」と幅が広い

一方、選択式は年度によって難易度の乱高下が激しく、総合点のボーダーも21点(史上最低合格率2.6%だった平成27年)から27点まで大きな開きがあります。

③ 選択式の救済本命は「一般常識(労一・社一)」と「健康保険」

過去の救済科目を見ると、圧倒的に多いのが「労一(労働一般)」「社一(社会一般)」そして「健康保険法」の3つです。 特に一般常識科目は、テキストに載っていない未出の統計データや判例から出題されやすいため、受験生全体の平均点が下がりやすく、救済の常連となっています。

各予備校の合格ライン&救済科目予想まとめ(2026年9月最新)

それでは、いよいよ本題である2026年(第58回)社労士試験における各予備校の予想数値を見ていきましょう!

現在、大手スクールや有名講師陣が発表している採点データおよび分析結果は以下の通りです。

2026年度 予備校別予想比較表

予備校・スクール名選択式(総合)択一式(総合)選択式の救済予想択一式の救済予想
資格の大原24点前後48点前後なしなし
TAC26点前後47点前後なしなし
LEC25点前後46点前後なしなし
クレアール25点前後45点前後なしなし
辰巳法律研究所佐藤塾26点以上46点以上雇用(可能性わずか)なし

※2026年9月10日時点で各校が公表している情報・分析をもとに整理しています。予想内容は今後変更される可能性があります。また、「救済なし」は救済の可能性がゼロという意味ではなく、現時点で各校が積極的に救済を予想していないことを示しています。

2026年の救済予想は?

今年の試験傾向について、選択式と択一式それぞれのポイントをさらに詳しく掘り下げてみます。

2026年度の選択式では、雇用保険法・労一・社一・健保などについて救済を期待する声があります。

ただし、現時点の予備校データを見ると、大手予備校の多くは「救済なし」と予想しています。

9月上旬時点では、

  • 資格の大原:救済なし
  • TAC:救済なし
  • LEC:救済なし
  • クレアール:救済なし
  • 辰巳法律研究所(佐藤塾):選択式の雇用保険法に可能性を残す

という状況です。

試験問題だけを見ると救済を期待したくなる科目もありますが、実際の救済は受験生全体の得点分布によって決まります。

そのため、現時点では「救済の可能性は残っているものの、確実に救済される科目はない」と考えておくのがよさそうです。

予備校の「予想ボーダー」との正しい付き合い方

ここまで、各予備校が発表しているボーダーライン予想を紹介してきました。

ただ、6回不合格を経験し、7回目でようやく合格した僕から、受験生の皆さんに一つ伝えておきたいことがあります。 予備校の予想は非常に参考になります。でも、それが「最終結果」ではありません。

予備校のデータリサーチには「偏り」がある

TACやLECなどのWeb採点サービスやデータリサーチには、たくさんの受験生が自己採点結果を入力します。もちろん、これは合格ラインを予想するうえで非常に貴重なデータです。

一方で、そこに集まるデータが実際の受験生全体の得点分布と完全に一致するとは限りません。 たとえば、自己採点をして手応えがあった人のほうが積極的に回答する傾向がある一方、点数が厳しかった人は入力を見送ることも少なくありません。そのため、予備校の予想は実際の合格ラインよりやや高めに出る傾向が見られることもあります。

冷静に結果を待つための心構え

かといって、「予備校のボーダーより1〜2点低いけれど、もしかしたら奇跡が起きるかも……」と過度に期待しすぎてしまうのも、かえって発表までの時間がしんどくなってしまいます。

僕自身は、何度も不合格を経験してきましたが、「受かっているかもしれない」という淡い期待を持てる年がまるでなかったので、そういったハラハラした点数の人が羨ましかったものです

予備校の予想は、あくまで現状の傾向を把握するための目安です。 もちろん正式な結果は10月1日の発表まで分かりませんが、あまり一喜一憂しすぎず、「まずはここまでやりきったんだ」と一度フラットな気持ちで結果を待つくらいが、精神衛生上も一番いいのかなと思います。

合格発表(10月1日)までの過ごし方&やってはいけないこと

本試験が終わってから10月1日(木)の合格発表日まで、約3週間。 ボーダー付近にいる人にとっては、人生で一番長い3週間に感じられるかもしれません。

この期間をどう過ごすべきか、私なりのアドバイスをお伝えします。

1. やっておくべきこと

① ボーダーライン上にいる人:自分を労いつつ「勉強の習慣」だけは残しておく

ボーダーライン付近まで来られた方は、ここまで相当な時間とエネルギーを削って学習を積み重ねてきたはずです。まずは、本試験まで走り抜いたご自身をしっかり癒やしてあげてくださいね。

正直、合格発表までの1か月間は、試験のプレッシャーから解放されて社労士試験のことを一度忘れてしまっても大丈夫です。ただし、せっかく身についた「毎日勉強する習慣」だけは、手放さずに残しておきましょう。1日15分テキストをパラパラ眺めたり、暗記アプリを軽く触る程度で十分です。

もし万が一不合格だったとしても、勉強の習慣さえ残っていれば、そこからスムーズに再スタートが切れます。そして、もし10月1日に合格していたら、「あはは、無駄な勉強になっちゃったな!」と笑ってテキストを閉じればいいだけです。リスクヘッジとして、細く長く勉強のリズムだけはキープしておきましょう。

② 来年再チャレンジを考えている人:最初の1か月は「振り返り」と「スロースタート」でOK

自己採点の結果を受け止め、「来年もう一度挑戦しよう」と決めた方も、焦っていきなり以前のような猛勉強を再開する必要はありません。最初の1か月は、じっくりとした振り返りとスロースタートで全く問題ありません。

まずは今回の試験を振り返り、「どの科目で知識が抜け落ちていたのか」「知識の丸暗記になっていなかったか」など、自分の弱点や課題を落ち着いて確認してみましょう。次の1年はまた長丁場になります。だからこそ、合格発表までのこの期間は、やみくもに問題を解くのではなく、自分の勉強方法を見直して次の作戦を練る「準備期間」として過ごしてみてください。焦らず万全の準備を整えてから再スタートを切る方が、結果として合格への一番の近道になります。

③ 合格後の自分を想像してワクワクしてみる

合格発表を待つ間、社労士としてどんな活動がしたいかを妄想してみるのもおすすめです。

  • 社労士登録の区分(開業・勤務・その他)を調べる
  • 事務指定講習の費用や日程をチェックする
  • 先輩社労士のブログやYouTubeを見て実務のイメージを膨らませる

ネガティブな考えで頭をいっぱいにするくらいなら、ポジティブな未来に目を向けて不安を吹き飛ばしましょう!

2. 絶対にやってはいけないこと

SNSや掲示板で「救済議論」を夜な夜な追いかけること

これだけは、本当にやめておきましょう!

「健保の救済、絶対来ますよね?」とSNSで呟いても、返ってくるのはあなたと同じように不安を抱えた受験生の予想か、適当なアンチの書き込みだけです。

「救済あるらしい」 ↓ 「いや、今年のデータだと救済なしって見かけた」 ↓ 「どっちなの……(不安で眠れない)」

こんなループにハマり、気づけば深夜3時……なんてことになれば、精神的に参ってしまいます。スマホを置いて、美味しいものを食べたり、家族と出かけたり、今まで我慢していた趣味に没頭して、意識的に試験から離れる時間を作りましょう。

「10月14日に成績通知」

合格証書および成績(結果)通知書は10月14日(水)に発送される予定です。

  • 10月1日:合格者受験番号掲載
  • 10月14日:合格証書発送
  • 10月14日:成績(結果)通知書発送
  • 10月下旬:官報公告

となっています。

まとめ|自分自身を一番に褒めてあげよう

2026年度・第58回社会保険労務士試験の正式な合格発表は、

2026年10月1日(木)

です。

本試験が終わった現時点では、予備校の講師であっても、採点データを集めているアナリストであっても、誰にも確定した合否は分かりません。

自己採点が高得点だった人も、 ボーダーライン上にいて胃が痛い人も、 足切りに遭って落ち込んでいる人も、 10月1日になるまでは、まだ何も確定していないのです。

社労士試験は、本当に最後の最後まで何が起こるか分からない試験です。 私自身、6回不合格になり、何度も「もう無理だ」「自分には才能がない」と挫折しかけました。それでも諦めずに7回目でようやく合格し、今こうして社労士として活動できています。

何百時間、何千時間という貴重な時間を削り、難関と言われる社労士試験に立ち向かったあなた自身の努力は、合否という結果がどう出ようと、決して消えることのない素晴らしい財産です。

まずはここまで走り抜いた自分自身を、思いっきり褒めてあげてくださいね。

皆さんに良い知らせが届くことを、心から願っています。 本当にお疲れさまでした!

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ゆるぱぱ

社労士試験に7回目でどうにか合格
仕事、育児に奮闘しながら、ゆるーく勉強を続けました。長期間の勉強経験を活かして、これから社労士を受験する方へ
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