2026年度(令和8年度)の共通テストを受けたみなさん、本当にお疲れさまでした。
英語リーディングの語彙レベルの上昇、リスニングの1回読み問題の定着など、新課程2年目の影響を実感した受験生も多かったはずです。
しかし、ここからが本当の勝負。
共通テスト後の最重要作業は「正確な自己採点」と「予備校サイトでの判定確認」です。
その中でも特に重要なのが、次の3つのサービスです。
大予備校の自己採点集計サービス一覧
ここではまず、受験生が最も利用している「河合塾・駿台・東進」の3つを、特徴がわかるようにやさしく整理します。
◎ 河合塾
・共通テストリサーチ
・バンザイシステム(結果閲覧・判定確認)
母集団が最大(40万人規模) と言われ、
最も信頼度の高い共通テスト分析を行うのが河合塾です。
- 共通テストリサーチ
→ 自己採点結果を提出し、全国の受験生のデータと照合するシステム - バンザイシステム
→ 判定結果を閲覧できるサイト(アプリではない・ダウンロード不要)
河合塾の最大の強みは
「データ量が圧倒的で、判定がとにかく安定している」
という点です。
英語に関しても、傾斜配点を自動計算してくれるため、
難関国公立〜私大共通テスト利用まで幅広く信頼されています。
◎ 駿台 × ベネッセ

・データネット
・インターネット選太君
駿台とベネッセが共同で行うのが データネット。
理系・国公立志望者の利用率が高く、記述模試とも連携されているため、
二次試験の合格可能性を予測する精度が高い のが特徴です。
さらに、
インターネット選太君 は
スマホで見やすく、志望校ごとの配点や科目の特徴がわかりやすいため、毎年人気のサービスです。
- 理系に強い
- 国公立志望との相性が良い
- UI がシンプルで迷わない
という利点があり、特に東大・京大・医学部志望者の支持が厚いです。
◎ 東進

・合否判定システム
東進の特徴といえば、
「公開スピードが圧倒的に速い」
という点です。
多くの場合、
共通テスト初日の夜〜翌日朝には使える ため、
受験生が最初にアクセスするサービスとして定番になっています。
さらに、
- 英語リーディング+リスニングの入力だけで
全国順位(推定)がすぐわかる - スマホ特化の見やすい画面
- 入力が簡単で最速の分析ができる
という利点があります。
ただし、
母集団は河合塾ほど大きくない ため、
最終判定は「河合塾+駿台」で見ることが一般的です。
いつから使える?(2026年版スケジュール)
◎ 東進「合否判定システム」
→ 最速:1月21日(水)公開
毎年、共通テスト初日の終わりからすぐ動き出すのが東進です。
最速で全国順位の推定値がわかるため、受験生はまずここからスタートするケースが多いです。
◎ 駿台×ベネッセ「データネット」「インターネット選太君」
→ 1月21日(水)利用開始
駿台は学校提供のデータが一気に集まるため、公開は東進より半日ほど遅い傾向があります。
ただし、母集団の質が高く、情報の信頼性も優秀です。
◎ 河合塾「バンザイシステム(共通テストリサーチ)」
→ 1月21日(水)公開(13:00前後が多い)
最も信頼されている判定システムですが、公開はやや遅め。
しかし、公開された瞬間から全国の受験生がアクセスし、
サーバーが混雑して繋がりにくくなるほど人気 です。
◆ 2. ダウンロード不要の理由
スマホでURLを開くだけで使える「Webアプリ型」
特に質問が多いのが
「アプリですか?ダウンロードが必要ですか?」
という点。
結論は
3サービスすべて、アプリ不要(ダウンロード不要)
URLを開くだけで使える
つまり、
Safari・Chromeを開くだけで判定が見られる 仕組みです。
なぜかというと、
- 毎年デザインや仕様を更新する必要がある
- 共通テスト期間だけ極端にアクセスが増える
- 大量の受験生が使うため環境を統一しやすい
この理由から、アプリではなく「Web版(ブラウザ版)」として提供されています。
具体的な使い方
ここでは、最も多く使われる バンザイシステム(河合塾) を中心に、
操作イメージがつくよう具体的な手順を紹介します。
① 自己採点を正確に入力する
まずは、英語・数学・国語・理科・地歴公民など、
すべての科目の自己採点を入力します。
英語の場合は、
- リーディング(R)
- リスニング(L)
の2つを分けて入力します。
河合塾はここで
★ 英語の「傾斜配点」を自動計算してくれるのが大きな強みです。
② 志望校を選択する
ここが最も大事です。
- 国公立(前期・後期)
- 共通テスト利用入試
- 一般入試の参考情報
など、自分の受けたい大学を順に選びます。
③ 判定画面を見る
判定は、予備校によって次の形式で表示されます。
- A判定:合格可能性80%
- B判定:合格可能性65%
- C判定:合格可能性50%
- D判定:合格可能性35%
- E判定:合格可能性20%
ここで注意したいのは、
★ 河合塾と駿台の判定が違うのは当たり前ということ
なぜなら、
- 河合塾:母集団が大きい
- 駿台:国公立・理系の割合が多い
- 東進:公開が速いが、母集団はやや小さめ
という特徴があるからです。
推奨されるのは、 河合塾と駿台の「間の判定」を信じること
例)
- 河合塾:C判定
- 駿台:D判定
→ 本当の実力値は C〜D の間
となります。
英語の得点タイプ別「判定の読み方」と出願戦略
ここからは、共通テスト英語(R・L)の自己採点結果に基づき、
実際にどう判定を読み、どう出願先を決めるか を丁寧に解説します。
高校生が最も迷う部分なので、
できる限り具体的に「例」を入れて説明します。
判定の見方:A〜E判定をそのまま信じてはいけない理由
判定システムは万能ではありません。
特に英語は リーディングとリスニングの比率 によって
「有利・不利」が大学ごとにまったく違うからです。
◎ A判定でも安心してはいけない理由
A判定は確かに合格可能性80%と言われますが、
- 母集団の偏り
- 本番の難易度
- 大学ごとの志願状況の変化
によって、大きく動くことがあります。
特に2026年は、
新課程2年目で受験生が慎重になりやすい → ボーダーが上がりやすい
という特徴があります。
だから油断は禁物。
◎ B・C判定は「勝負圏内」
毎年逆転合格が最も多いのが B・C判定層。
理由は、
- 英語記述の配点が大きい
- 2次試験の英作文で差がつく
- 英語外の科目で伸ばす余地がある
ためです。
特に英語が得意な人は
C判定 → 当日爆発して逆転
が普通に起こります。
D判定は“危険”ではなく“選択肢次第”
D=不合格、ではありません。
大切なのは
「あなたの英語タイプに合う大学かどうか」
です。
後述の「R型・L型・バランス型」のどれかによって
判定の意味が大きく変わります。
英語の得点タイプ別・出願戦略
ここがこの記事の核心です。
英語は
- リーディング(R)
- リスニング(L)
の比率が大学ごとに違うため、
同じ英語150点でも、有利な大学・不利な大学が大きく変わる。
そこでまずは自分がどのタイプかを判断します。
タイプ①:R型(リーディングが強いタイプ)
【あなたの特徴】
- 長文は得意、普段から読書や英文多読をしている
- リスニングがやや不安定
- R:L が 3:1 / 4:1 になりがち
【有利な大学】
- リスニング比率が低い大学
- 地方国立の文系
- 私立の共通テスト利用(英語1科目換算型)
【戦略】
- リスニングで落とした点数を気にしない
- 河合塾で判定が高く出る傾向
- “総合で見てくれる大学”を選ぶと勝率が上がる
◎ タイプ②:L型(リスニングが強いタイプ)
【あなたの特徴】
- 英会話教室や英検で鍛えてきた
- 音声処理が得意
- Rが苦手でも、Lが伸びる
【有利な大学】
- 英語=R:L=1:1 の大学
- 東大・京大などの難関国公立
- 国際系学部(リスニング重視)
【戦略】
- 1:1配点の大学では“武器持ち”になれる
- 駿台(データネット)の判定が安定しやすい
- 記述で伸びる可能性が高い
◎ タイプ③:バランス型(RとLがどちらも大崩れしない)
【あなたの特徴】
- 英検準1級 or 2級レベルの総合力
- 共通テストでも試験本番に強い
- RもLも6〜8割でまとまるタイプ
【有利な大学】
ほぼすべての大学との相性がよい。
【戦略】
- 河合塾・駿台両方の判定が安定
- C判定でも十分逆転圏
- 共通テスト利用入試で得点源にしやすい
予備校の判定をどう“使い分ける”べきか?
結論をシンプルにまとめます。
✔ 一番信頼するのは「河合塾」
理由:
- 母集団が40万人規模
- 共通テストリサーチのデータ量が圧倒的
- 傾斜配点を自動計算してくれる
✔ リスク管理として「駿台」を見る
理由:
- 国公立志望者の比率が高い
- 理系の母集団が強い(偏差値が高めに出る)
- 英語のリスニング難化への対応が早い
✔ 最速チェックとして「東進」
理由:
- 公開が早い
- スマホ入力が簡単
- 初動の立ち位置を早く知れる
3サービス徹底比較(本文用まとめ)
記事本文に自然に入れられる比較表として、
高校生がサッと理解できる形にまとめ直します。
【3サービス比較:何が違う?】
◎ 河合塾
- 名称:共通テストリサーチ(バンザイシステム)
- 強み:母集団最大、信頼度No.1
- 公開:21日午後
- 操作:最も丁寧で使いやすい
- おすすめ:全受験生
◎ 駿台×ベネッセ
- 名称:データネット/インターネット選太君
- 強み:国公立志望者が多い
- 公開:21日午後
- おすすめ:国公立受験者、理系
◎ 東進
- 名称:合否判定システム
- 強み:最速で順位が出る
- 公開:21日
- おすすめ:まず初動を知りたい人
最終まとめ
共通テストが終わった後は、
「自己採点 → 判定 → 出願」 のスピードが命です。
この記事で解説したように、
● 東進 → 初動チェック
● 駿台 → 国公立の現実的な位置
● 河合塾 → 最終判断の基準
⭐ 最後にメッセージ
共通テストは“ゴール”ではなく、“本当の受験のスタート”です。
判定だけで一喜一憂せず、
自分の強みを活かせる大学を選んでください。
あなたの未来は、まだまだこれから広がっていきます。

