ネットの「ネガティブなノイズ」に惑わされているあなたへ
「社労士なんて取っても食えないよ」
「悪いこと言わないから、今のうちにやめとけ」
社労士試験の勉強を始めると、必ずと言っていいほどこうした言葉が耳に入ってきます。合格率6〜7%という超難関。1,000時間近い勉強時間を投資した先に待っているのが「食えない未来」だとしたら、これほどコスパの悪いギャンブルはありません。
実は、私もその「不安」という名の暗闇の中で、7年もの歳月をもがいた一人です。
私は社労士試験に6回落ち、7回目でようやく合格しました。
40代、働きながらの受験。何度も「もうやめようか」と絶望し、不合格通知を見るたびに「自分には向いていないのか?」と自問自答しました。
しかし、2026年現在、実際に資格を手にし、社労士会に「その他登録」をして業界に身を置きつつ、
現在の仕事をこなしています
結論から申し上げます。
「何の思いもなしで手続きするだけ」では確かに食えません。でも、「戦略を持つ社労士」にとって、今ほど追い風が吹いている時代はありません。
1. 執念の7年。6回落ちた「ゆるぱぱ」のリアルな感情と不条理への憤り
私が社労士試験に足を踏み入れたのは2016年のことでした。きっかけは、前年の合格率「2.6%」という異常な低さを見て、「来年は上がるはずだ」という安易な考えでした。しかし、そこからが地獄の始まりでした。
ゆるぱぱの社労士試験・全記録
| 年度 | 回数 | 合格率 | ゆるぱぱの成績(選択/択一) | 結果・状況 |
| 2016 | 第48回 | 4.4% | 選択22 / 択一28 | 初チャレンジ。無料動画で記念受験。 |
| 2017 | 第49回 | 6.8% | 選択17 / 択一34 | 勉強不足を痛感。 |
| 2018 | 第50回 | 6.3% | 選択23 / 択一40 | 択一が伸び始めるも全く届かず。 |
| 2019 | 第51回 | 6.6% | 選択17 / 択一34 | 迷走期。成績が振るわず。 |
| 2020 | 第52回 | 6.4% | 選択30 / 択一40 | 社労士24受講 労一0点の衝撃 |
| 2021 | 第53回 | 7.9% | 選択20 / 択一49 | 択一は合格点超 選択2科目 足切りで絶望 |
| 2022 | 第54回 | 5.3% | 選択32 / 択一44 | 最後と決めた年 悲願の合格 |
選択式の「足切り」というやりきれない不条理
特に令和2年(2020年)、本気を出して挑んだ年の「労一」は、5問すべてが統計名。3科目も救済が入るような問題に、「一体どんな問題を作っているんだ」と激しい怒りを感じました。
さらに翌年、一番勉強して択一で49点を叩き出しながら、選択式のわずか数文字の空欄で不合格になった時のダメージは、言葉では言い表せません。「もう無理だ、この試験は不条理すぎる」と、本気で筆を折ろうとしました。
しかし、2022年。「これで最後」と決めてリラックスして挑んだ時、ようやく道が開けました。この「泥臭い敗北の歴史」こそが、今の私の最強の武器になっています。
2. 「社労士は食えない」と言われる3つの残酷な真実
なぜ「食えない」という噂が絶えないのか。そこには2026年現在の構造的な問題があります。
- 手続き業務のDX化: クラウドソフトやAIで、書類作成の価値は暴落しました。
- 「資格=自動集客」という誤解: 資格は「免許」であり「商売の才能」ではありません。マーケティングを学ばない層が苦戦しています。
- 難易度と年収のギャップ: 1,000時間勉強して、勤務社労士で年収500万円前後。「割に合わない」と感じる人が多いのも事実です。
3. 【2026年版】社労士の需要は「なくなる」どころか「増加」している
AIに仕事が奪われるどころか、法改正が複雑すぎて、企業は社労士なしでは立ち行かなくなっています。
- カスハラ対策の義務化(2026年10月): 従業員を守るための就業規則変更や相談窓口設置は、社労士の独壇場です。
- 社会保険「106万円の壁」の事実上の撤廃: 賃金要件が廃止され、週20時間以上の労働者が原則加入へ。企業の社会保険料負担増への対策や助成金活用のアドバイスは、今最も求められています。
- 40年ぶりの労基法改正(勤務間インターバル義務化): 終業から始業まで「11時間」の休息確保が義務化の方向へ。シフト管理や勤怠システムの再構築には、社労士の専門知識が不可欠です。
4. 40代・実務未経験でも「食える」ようになるための新戦略
この資格を高く評価しているのは、以下のメリットを実感しているからです。
① 精神的な「セーフティネット」と余裕
私の会社では資格手当は出ませんでした。しかし、一番良かったのは「精神的に楽になったこと」です。
「今の仕事がダメになっても、自分には社労士という武器がある。開業という選択肢もある」と思えるだけで、今の仕事に対しても積極的になり、プラスのサイクルが生まれました。この「心の余裕」は、何物にも代えがたい報酬です。
② 「資格 × Webマーケティング」の掛け算
ブログを通じてSEOやライティングを学べば、営業せずとも「あなたにお願いしたい」という依頼が来る仕組みが作れます。6回落ちた経験は、読者の共感を呼ぶ最高に強力なコンテンツになります。
③ 「その他登録」という誇り
私は現在「その他登録」をしていますが、社労士会の事務局の方から「先生」と呼ばれる瞬間は、ちょっぴり快感です。この「社会的信用」は、異業種にいてもあなたの市場価値を支え続けてくれます。
5. まとめ|社労士は食えない?それは「人生の選択肢」を増やしたことがない人の言葉
結論です。
社労士は、単に「お金を稼ぐためだけの免許」ではありません。
- 今の仕事に役立て、より成長したい
- 転職して新しい環境に飛び込みたい
- いつかは独立開業して自分の城を持ちたい
きっかけは何でも構いません。この不条理な難関を突破したという事実は、あなたの人生に「確かな自信」と「将来への可能性」という光を灯してくれます。
私は6回落ちました。合格までに7年かかりました。
でも、そのおかげで今の「精神的に自由な自分」がいます。
大切なのは、資格を「どう使うか」です。
ネットのノイズに耳を貸すのはもうやめましょう。あなたのこれまでの人生経験と、この強力な武器を掛け合わせれば、必ず道は開けます。


